26 September, 2010
本日開催予定の、“AZ東北ミーティング in 山形”が延期になった。
参加者が少ないというのがその理由だ。
メインイベントは芋煮で楽しみにしていたのだが…。
山形といえば、鳥海ブルーラインを走っておかねばならない。
これを走っておいて、芋煮会が開催されたら開催されたで、また別のルートを走ればよいではないか。
企画&立案担当の、山形県在住のTさん(ZZR1200海苔)とそんなやり取りをし、実行することになった。
またしても、脳ミソ不要のラクラクツーリングを楽しめるというわけである。
3時45分起床。
気温をスーパーカーの外気温表示で確認すると13℃。二桁あれば問題なし。
春秋の格好でよかろう。
4時半出発。
常磐道から磐越道に入る。寒い…。
6℃の表示。これは冬物にすべきだったか…、ってそれらはまだ横浜に置いてある。
かじかむ手を気にしつつ、東北道を北へ。
国見SAで休憩。6時。
トイレの手洗いで、お湯が出るのがなんとも暖かい。
ハラ減ったな。
牛タン肉マン(340円) 何が牛タンだかよくわからん。 |
桃ソフトに心惹かれるが、この寒さでは…。次回の宿題としよう。
さらに北に。山形道に入り、山形蔵王ICで下りる。
集合場所は東北中央道 山形上山IC近くであるが、遠回りなのでここで下りる。
さて、取締強化週間ゆえ、高速を下りた直後は要注意である。
さらには、日曜の朝という、ゴールデンタイムである。
さらにさらに、ここ数日は雨が続いていたため、今日の好天気でノルマ達成のためのアクティビティを活動させる可能性がある。
R287とR13をソロソロと慎重に進むが、何もなし。
定刻7時半の10分前、無事、コンビニに到着。
山形県K、やる気あるのか!
Tさんが、モモレンジャー(奥サマ)とタンデムで登場。今日はよろしくお願いします。
仲がよさそうで、いいでつね。
ちょろっとダベってから、蔵王のオカマに向かう。
R13を南に進み、蔵王エコーライン(K)に入る。
住宅が見えなくなったあたりからお楽しみ開始。
息でシールドが曇る。しまった、曇り止めスプレーで処理するのを忘れていた。
前回は宮城からアプローチしたが、道が荒れていた。
今回は山形からだが、道がキレイで走りやすい。
何より、朝早いため、クルマが少なくてよい。
お釜へのリフト乗り場に到着。
霧か…。 |
到着が早過た。リフト稼動の9時に対し、まだ8時半である。
お釜見学は捨て、朝風呂に入ることにする。
エコーラインを戻り、蔵王ライン(K53)に。
細かいカーブが連続するクネクネ道が自分好みでよい。
温泉街から坂を上ると、目的地に到着。
ここは硫黄泉である。露天風呂のみ。
入口 |
硫黄の影響により、浴槽(写真はかけ湯)が白に、岩が緑色になってしまっている。 |
かけ湯は熱くてかけられない。爆
男性風呂は、露天が2面。上に位置している方が熱い。
やはり硫黄の影響により、石でつくられた湯船が白く濁っている。
野趣溢れる、気持ちのよい風呂である。
恐山もよかったが、こっちもいいね。
さあ、体が温まったところで、エコーラインをもう一丁いきますかね?
(露天風呂は撮影禁止ということなので、掲載を控える)。
9時半。メシに向かう。場所はよくわからないので、ひたすらついていく。
蔵王温泉から下り、
東北中央道を、端から端までの山形上山ICから東根ICまで乗る。無料とは気分がよい。
クルマが少なくて快適な、片側2車線のR13を北に。白バイに気をつける。
R13のバイパスから、R47を西に。
R458の看板や、道の駅 とざわが見える。これは次回の課題である。
最上川の川下り乗舟場に入る。やっとメシだな。(11時15分)
でもなんだか、予想した雰囲気と違うが…。
え?違うの?
もう1時間ですか。ハラヘッタ
引き続き、R47を西に、R345を南に、鶴岡駅周辺を通る。
タンデム姿 |
そしてようやく到着したのが、“寝覚屋半兵エ”(ねざめやはんべえ)。(12時半)
麦切りってなあに?
外観 |
メニュー |
3人前だが、どういうオーダーなんだろう? |
ネギたっぷり、カラシを入れるのが美味い。
臭みがなく、スルスル入って行く。
うどんもいい物だなあ。
半分食べてしまった。汗
次回はそばも食べてみよう。
メシから、山形道 庄内空港ICへ。そして、終点の酒田みなとICで降りる。無料とは気分がよい。
R7に出て北上。日本海が見えてきた。
十六羅漢岩で一休み。
日本海だ! |
十六羅漢岩の一部 これに乗ってアレやると楽しそうだが、 |
海へ投身自殺しようとして、力尽きたの図。 この程度に留めておく。 |
今日は、日の入りの景色が美しそうである。
さあ、本日のメインイベントです。
高速コーナーばかりであり、好きな人にはたまらないであろう。
それに、整備が行き届いていて、とても走りやすい。
これが無料とはうらやましい。
上れるところまで上ったところからの景色がこれまた素晴らしい。
秋田は男鹿半島の寒風山もよかったけど、こっちもいいね。
大パノラマ 写真だと素晴らしさは伝わらないねぇ…。 |
山並み |
へなちょこハングオフ |
記念撮影 逆向きに座ったところ、降車するのに難儀した。汗 |
秋田の男鹿半島まで行って、男鹿焼きそばを食べようかと思ったが、3〜4時間を見込まねばならないので別途機会を作ることにする。
鳥海スカイラインを秋田側に下る。
なんだか、駄ヱ愚が曲がってくれない。イヤイヤをしているような感じを受け、ねじ伏せるようにする。
よくない乗り方である。
セルフステアをうまく使えていないのが原因か。
R7を南に。道の駅 鳥海 ふらっとで休憩。
ソフトクリームを売っている店が2店舗あるが、片方はソフトクリームのオブジェに、“NISSIN”という表示がある。
これは日清食品に違いない。パスして地場の店舗をチョイスする。
ラ・フランス(300円) “おフランス”ではない。 |
なかなかいける。
そういえば、果物を使ったものでよかったものは思い出せないなあ。
途中のガソリンスタンドで一応解散。(17時前)
山形道を村田JCTに向かう。
鶴岡ICでお別れ。今日はありがとう。また走ろうね。
ここから爆走開始。
山形道は湯殿山ICで途切れ、自動車専用道路のR112を通ることになる。
これが工事中で、片側交互通行になり、15分のロス。
月山で温泉に入ろうと考えたが、リサーチ未実施であり、現地で探すのは面倒なのでパス。
月山ICから再び山形道。
快調に飛ばし、寒河江SAで休憩。
昼メシ時、天童の“水車”のそばをRecommendされた。
宿題扱いとしたが、今日これを消化する手はないか?
SAの売店でるるぶ山形を立ち読みし、場所を確認。出発。
東北中央道に入り、天童ICで下りる。無料とは(以下略)。
R13方向に。
外観 |
メニュー |
板そば(1,400円) あああ、美味すぎる。 そばの味が濃い。新そばはもっと美味いのか? |
これは食べてよかった。
るるぶに書いてあったが、“元祖鶏中華”というのが静かなブームであるという。
確かに、これを注文する声を何度か聞くことができた。
帰り際に尋ねてみると、なんのことはない。ラーメンだという。
エクセレントなそばを頼まずに、ラーメンを食べるとは…。
山形県人、贅沢だぞ!
次は温泉。
そばをオーダーして待っているときに、携帯電話でググってみた。
天童ICの反対方向の天童最上川温泉“ゆぴあ”をチョイス。
天童温泉に入ってみたかったが…、まあいいか。
地元民憩いの場のようだ。
外観を一見して、ダメだと思うが、オルタナティブは存在しないために入ることにする。
300円で入れるが、安くてもダメな温泉では高い。
薀蓄 かけ流しの意味をわかっているのか? |
まあ、どこにでもあるような温泉だ。
湯船は広いし、露天風呂は大きいしで、近くに住んでいたら入ってもいいかもね。
20時出発。天童ICから、いつもの休憩地である安達太良SAまで一気に。
温泉の効果があったか、体が冷めなかった。確かにそのような効用を謳っていた。また、入っておいてよかったか。
ここの塩ソフトを食べてみたいが営業終了。いつもそうだがこの時間ではね。宿題としてリストアップしようか。
さあ、ラスト80Km。いつもそうだが、ここからが長い。
東北道は、須賀川ICから雨。ならば、磐越道は?
小野ICあたり、ラスト40Kmから降り始めてきた。
よーし、合羽を装着しちゃうぞーって、今日は晴れ予想なので持ってきていなかった。
ラスト20Kmの差塩PAで休憩。ズブ濡れ。電子機器をビニール袋に入れ、浸水を防ぐ。
気合を振り絞って出発。
いくら雨に強い天使タソと言えども、ミゾがなければ恐怖心アップ。
慎重に、1Kmずつ距離を重ね、ようやくいわき中央ICに到着。
ガソリンを入れ、帰宅した。(23時)
掃除は…。
雨でむしむしアタックの汚れは落ちているから、やらなくてもいいさ。
走行は904Km。まあ、走ったな。でも散歩に毛が生えたものだ。
(翌日は、ケツが筋肉痛になった。)
山形いいじゃないか。
そばは美味いし、楽しいクネクネ道がある。
高速道路の7〜8割が無料というのもいい。
実は、山形の空気を吸うのは3回目である。
初回は、蔵王エコーラインを宮城側から降りてきただけだった。
2回目は、銀山温泉に入り、村山で板そばを食べた。
だから、単独で山形を楽しんだのは始めてなのである。
気にいった。
雪が降る前に、宿題であるダート国道(R458)と川原毛地獄をクリアしよう。
適当にメシと温泉もくっつけよう。
つーわけでTさん、お付き合いくださいね。ナンツッタリシテ