KAZEグッドライダーズスクール in 新潟

13 June 2010

プロローグ

最後のライデングスクール参加はいつだったか。

2008年の2月、福島にきて半月経過後、ホームシックで横浜に戻り、先代戦闘機でTRS (立川ライディングスクール)に参加したのが最後だ。

まあ、ホームシックはジョークであり、用事があったから戻ったのだが。

TRSのカリキュラムが大幅に変更になって参加する気をなくし、神奈川県警主催の二俣川運転免許試験場での講習会抽選に外れまくって、ライスクから離れてしまって。

ああ、神奈川県警は事故防隊(交通事故防止対策隊)のホワイトエンジェルスのお姉タソにつつき回されたい。(;´д`)ハァハァ

# 警視庁のクイーンスターズのようなものかな。

昨年は、先代戦闘機が老朽化のため退役し、最新鋭戦闘機…駄ヱ愚のことだ…を導入するも、ライディングスクール参加への意思が芽生えることはなかった。

そして今年に入り、春になると、にわかにパイロンが恋しくなる。

駄ヱ愚で一丁やってみないか。

場所はどうする。

福島ではやっていない。

以前、近所を散歩しているときに、白バイのお兄さん…切符処理後のなにやら事務処理中に話かけてみたのだが、「予算がないからやってない」の一言で片付けられてしまった。

そんなこんなで、なかなか決まらなかったが、ふと、風邪の機関紙を見てみると、“KAZEグッドライダーズスクール”なんていう文字が目に入る。

そういえばそんなのがあった。立川組は、千葉県柏市開催のときに武者修行で出掛けてたっけ。

よーし申し込んでみよう。

直近の開催で近いところは新潟か。

遠いのかな?

磐越道をペロペロッって感じで爆走しちゃえばすぐに到着しちゃうんでしょう。近い近い。

近所のカワサキショップで申し込み。

梅雨に入るか入らないかの時期。晴れますように!

前日

目的地の“巻潟東IC”(まきがた・ひがし)って変換できないんですけど。何で?

ブツブツ…。

# “まき・かたひがし”正解。

まあよい、1文字ずつ変換してコピペがよい。

(マップファソで調査)

片道240Kmってマジですか?

考えただけで疲れてきた。

当日

出発

4時起床、5時出発。

6月なのに寒い。ネックウォーマー装着が大正解。

いわきJCTではキリ発生中。

キリキリ舞いしちゃうわ。

キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

磐越道は気温15℃の表示。春はまだまだ先ですか。

服装の設定が難しいねえ。

一旦キリは解除されるも、キリ名物の小野あたりからひどくなる。

シールドに水滴がついて視界がなくなるから、シールドを開ける。今度はメガネに水滴がつく。

いったいどうしろと…。

キリがないね。

(略) (゚∀゚) (略)(略)(略) !!!!!

阿武隈高原SAあたりで本当に解除。磐越道を快調に走る。

さて、会津坂下(“あいづばんげ”。“あいづさかした”ではない)より西は初めてである。

会津若松より先は、おおむね片側1車線となるため、遅い車に引っ掛かったら我慢を強いられる。

普通に走っていればね。

だんだん後悔の念が大きくなってくるが、黒森山トンネルにて新潟県に突入すると、新潟に来たという嬉しさから元気が戻ってくる。

練馬まで340Kmの標識に違和感を覚える。逆方向なのに。

新潟市に入ると道がよくなり、時速100Km規制となる。100Km規制は磐越道唯一だ。

そして新潟中央JCTを長岡方面に。

北陸道だ。二輪で走るのは初めてだ。

新潟日帰りツーリングなんて楽勝だと思っていたけど、とってもきついかもね。

直線ばかりの爆走路線は、残念ながら2区間で終了。

はあ、疲れたね。

ちゃんと帰れるのかな?

(ここまでの燃費は20Km/L。伸びないね)

会場到着

到着。

事務屋が散見される。

新潟中のエキスパァトが集まってきたか?

宇都宮ナンバーが5台くらいで登場。

遠路はるばるよく来たな。

オレの方が遠いけどな。

宇都宮から大挙して押し寄せるくらいだから、期待できそうだ。

総計で40〜50台くらい。

ダエグは、黒、緑、そして青がそれぞれ1台ずつ。

試乗車でデートラ125がある。

こっちのピンクナンバーは、ひらがなに数字がつくのね。

よく見るとこの教習場、何かが違う。

課題のスポットが、凹ではなく、凸となっている。

# 雪を落とすため。

一つ間違えば落っこちてしまう可能性がある。

まあ、見なければいいんだけど。

コースの一辺が、まるっきり柵がない。(写真撮り忘れた。)

ここも落ちるぞ。

雪国ということもあり、東京や神奈川とは趣が違うものだ。

スクール

開幕です。

講師から説明がある。

今日はコース走行を行います。一日中です。以上。

(゚Д゚)ハァ?

一本橋も急制動も直線パイロンスラロームがないというのか?

坂道千鳥やレムニー(坂道8の字)や小道路展開もないというのか?

(立川や相模湖でお世話になった講師とお昼休みにトークしたが、KAZEのライディングスクールは、ひたすら走るのみとのこと。)

そうですかそうですか。5時間スラロームなんですね。

どれだけ疲れるのだろう?

初めの何週かはゆっくりと走り、コースを確認する。

フルロック不要のコース設定だ。

講師から話があったとおり、今日は先を見ることを心掛けよう。

Sに入ったら出口を見る。Sの出口で次の入口を見る。

行くぞー。

(180度ターン。この画像は拾い物)

# 右側に見える溝が、これまた怖い。

駄ヱ愚はなんでこんなに曲がるのでしょう。

アクセルをちょっと大きめに開けてもギクシャクしない。

カワサキで1、2を争う、ライディングスクールに適さないと言われていた先代戦闘機とはえらい違いである。

それだけ駄ヱ愚で遅いと恥しいのかもしれないが。

リバース!

休み時間明け。今度は、これまでのゴールからスタート。

比較的楽なポイントが、溝落下ポイントに変化したりして、なかなか興味深い。

午前中だけで結構疲れる。直射日光がないだけマシか。

昼飯は、ホットモットの幕の内弁当。(サービス)

午後はリバース解除。

片手だけでコースを周ったり、中腰になってコースを周るという練習が入った。

どちらも全然できません。(´・ω・`)

そして慣熟走行。3時にフィニッシュ。

待ち時間ほとんどなしで、大変楽しめました。

さて、タイヤがご臨終しました。

事務屋は、もっとケバケバなんだよなあ。何が違うのかしら。

一番大きいポイントは、フロントブレーキを使っていないことだろう。

よって、事務屋と比べて突っ込みが甘いのだろう。

タイムを競うわけではないので、気にする必要はないか。

最初はκ

ジャンケソ大会初勝利!

携帯電話のスタンドとマグネット。

勝利者は、以降のジャンケン参加権が剥奪される。

万が一、風邪のお姉ちゃんが商品として出てきたりしたら、激しく後悔することだろう。

ううむ。

そして、本日の参加賞がコレ。

米どころ新潟らしいな。

“頑固”って何だ。

さて、帰りますか。

本日は、ありがとうございますた。

まだ帰らない

まず、朝と同じところでガソリンを入れる。

また来たのと、店員さんはスマイル。

9.8Km/L。来たねー。最低記録達成だ。

温泉に行く。

汗を流したい。

今日は髪も洗おう。

前もって調べておいた、だいろの湯に向かう。

でもなあ、日帰り湯って、概してリンスinシャンプーなんだよなあ。

髪がバキバキになってしまってやーね。

(・∀・)カエレ!

K2が曲がり角ばかりで不安になる。

電話して場所を聞いたら、コーナーを1つ抜けたところであった。

源泉が3本もある贅沢なところである。

それぞれ、濃厚ってわけじゃないけど悪くないね。

でも、800円はちょっと高くない?

風呂上りにあ、安部礼司を聞いてたっぷり1時間休憩。

すぐ近くに、弥彦山スカイラインなんていう、地図で見るとヨダレがとまらない道があるが、さすがに今日はムリだ。

別の機会を作ろう。

# 帰宅して調べてみれば、二輪車通行止めじゃねえか。ヽ( ´ー`)丿
# バーカバーカ

帰りに酒屋に寄ってみる。行きがけに気になったところだ。

久保田の萬寿の四号瓶が3,664円。これは定価か?(定価だった。)

定価でも高い。もっと好みな一升瓶が買える。今回はパス。

やっと帰る

R460を東に向かうと、巻潟東ICに到着。ググールマプ上ではブッタ切れていたが、反映が遅れたか。

磐越道の一車線区間は、は所々つまっていた。渋滞こそなかったが。

また、全線、照明が(ほとんど)ないので夜は怖い。

よって、自分と同じペースで走る車を見つけ、それに付いていくのがよい。(カルガモ走法?)

郡山を過ぎたあたりで寒くなり、ネックウォーマー装着。

21時半にガソリンを入れてから帰宅。

(20.0Km/L。やっぱり伸びない。)

ホント疲れたけど、楽しかったねえ。

翌日以降

たっぷり筋肉痛、しかも汗疹が大量発生。

まる2日間苦しめられるの巻。(;´д`)

エピローグ

2年4ヶ月振りのスラロームはたまらなかった。

しかし、一本橋も急制動も直線パイロンスラロームもないというのは残念だった。課題走行したかった。

それだけが残念。

あと、ブタトネンリョウや、ネンオシャチエブクトウバシメをやらなかったけど、そんなものなのかな?いいのかな?

新潟

遠い。磐越道の一車線区間が堪える。

関東からの関越道でのアクセスなら、まだ幾分楽なのかな?